街頭配布、ちゃんと準備できていますか? 成功のカギは“当日より前”にあり!

「とにかく人通りの多い場所で配れば、きっと何とかなるはず」
…そう思って、街頭配布を始めようとしていませんか?

もちろん、やってみることは大切。
でも実は、街頭配布は“やる前の準備”で成否が決まると言っても過言ではありません。

せいじつ屋では、これまで数百件以上の配布現場を手がけてきましたが、
反響が出る現場には、ある共通点があります。

それは、「配る前から勝負が始まっている」ということです。

1. 「何のために配るのか?」を、ちゃんと決めよう

配布はただの作業ではありません。れっきとした広告です。
だからこそ、まず大事なのは目的の明確化。

  • お店への来店を促したいのか
  • 認知度を上げたいのか
  • イベント参加や予約を取ってほしいのか

これが決まっていないと、チラシの内容も、配る場所も、時間もズレてしまいます。
「このチラシを手にした人に、何をしてほしいのか?」を最初にしっかり言語化しましょう。

2. 配布する場所と時間は、誰に届けたいかで選ぶ

配布場所は「なんとなく人が多そうだから」ではなく、“誰に配りたいか”で決めるのが基本です。

たとえば…

  • 朝は「20〜40代ビジネスパーソン」
  • 昼過ぎは「主婦やフリーター」
  • 夕方は「学生やファミリー層」

また、住宅街・商業施設前・オフィス街など、場所によって集まる層も変わります。
ターゲットに合った“時間×場所”の選定が、反響の8割を左右します。

3. 配布物に“受け取りたくなる理由”はありますか?

今や、街頭配布は珍しいものではありません。
つまり、受け取ってもらうにはちょっとした工夫が必要なんです。

  • 実用性で勝負するなら「ポケットティッシュ」
  • 記憶に残したいなら、ユニークな形やクーポン付きチラシ
  • 「●●限定」「今日だけ」などの言葉も有効

さらに、雨対策や折れ防止のパッケージングも、地味だけど効きます。

4. 配布スタッフは“広告の顔”

配布は、「人」が行う販促です。
つまり、スタッフの印象がそのままお店の印象になります。

  • 笑顔や声のトーン
  • 清潔感のある服装
  • 目線の高さや立ち位置

ほんのちょっとの意識で、受け取り率はグッと変わります。

また、当日の混乱を防ぐために…

  • 配布エリアとルールの説明
  • 禁止行為(立ち入り禁止場所など)の共有
  • 緊急連絡先や担当者の確認

事前にしっかり伝えることが大切です。

5. 意外と忘れがち? 許可や備品のチェック

駅前や公道など、配布場所によっては「道路使用許可」が必要なケースもあります。
(※許可がないと中止になることも…!)

他にも…

  • のぼりやバインダー、ゴミ袋などの備品
  • 配布物の輸送・保管方法
  • 当日の天気による対応判断

配布当日は、思ったよりバタバタします。「準備しすぎかな?」くらいがちょうどいいんです。

まとめ:準備が8割、あとは現場で“楽しむ”だけ

街頭配布は、たしかに地道な販促方法です。
でも、しっかり準備して臨めば、「今までで一番反応があった!」という声も、実際によく聞きます。

せいじつ屋では、目的の整理から、配布物のご提案、現場スタッフの手配、当日の運営までワンストップで対応しています。

「街頭配布、ちゃんとやってみたい」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。


“クリック”では動かないお客様に、どう出会っていますか?

オンライン広告が主流となった今、私たちは日々「クリックされるかどうか」に一喜一憂しています。
クリック率、コンバージョン率、CPA…。
数値を見て戦略を練ることは大切ですが、その裏で、“クリックすらしないお客様”の存在を見落としていないでしょうか?

特に、飲食店・スポーツジム・学習塾などの実店舗においては、オンラインでは動かない層にどう出会うかが集客のカギになります。


見えていない「来店予備軍」がいる

実店舗の商圏には、広告を「検索」したり「クリック」したりしない、いわば“無関心層”が数多く存在します。
彼らは、ネットでお店を探さず、何となく通りかかったり、チラシを手にしたりして、お店の存在を知ります。

この層にアプローチするには、リアルな接点=オフライン広告が有効です。

  • 駅前でチラシを受け取った人が、帰り道にふと立ち寄る
  • ポスティングされたチラシを家族が目にして「行ってみようか」と話す
  • 通勤中に目にした看板が、数日後の検索行動のきっかけになる

こうした「偶然の出会い」が、意外と来店や問い合わせの第一歩になるのです。


オフライン広告は“興味がない人”にも届く

オンライン広告は、何らかの“興味”や“検索行動”を起こした人にだけ表示されます。
しかし現実には、「まだ興味がないけど、知れば動く」層が一定数います。

オフライン広告は、そんな人たちに“知るきっかけ”を与える手段です。
紙媒体や街頭配布には、「目に入る」「手に触れる」「記憶に残る」といった、デジタルにはない接触の仕組みがあります。


実店舗にこそ効く「リアルな印象」

実際に足を運んでもらう必要のある業態(飲食・ジム・塾など)は、「存在を感じてもらう」ことが何より重要です。

  • 地図や営業時間がひと目で伝わるチラシ
  • 手渡しの声かけによる安心感
  • 通勤・通学の導線上での自然な接触

これらはすべて、「そこにある」「行ける」「試せる」といったリアリティを生む導線
まさに実店舗の集客に直結するのが、オフライン広告の強みです。


「紙からWebへ」の流れも加速中

「オフライン広告=アナログ」だと思われがちですが、今や紙からWebへ誘導する設計も当たり前になっています。

  • チラシにQRコードを入れてLINE登録へ
  • ティッシュ配布と合わせてSNSキャンペーン
  • チラシを見た人が、後日検索して公式サイトへ

こうしたクロスメディア展開で、オフライン×オンラインの相乗効果を生み出すことも十分可能です。


まとめ:そのお客様は、まだクリックしていないだけかもしれない

「反応がない」と思っていたのは、“知られていないだけ”だった
そんなケースが、実店舗では驚くほど多くあります。

“クリックでは動かないお客様”にどう出会うか。
その答えの一つが、今も街で息づくオフライン広告です。

お店の前を通る人、地域に住む人、なんとなく気になっていた人…。
彼らとの最初の出会いを、リアルな場所からつくってみませんか?