オフライン広告はどう変わった?
コロナ前・コロナ禍・コロナ後で見る“リアル広告”の評価
こんにちは。オフライン広告のプロ、せいじつ屋です。
「チラシ配りとかポスティングって、今の時代どうなんだろう?」と、聞かれることが増えました。
確かに、ここ数年で世の中の空気も広告の打ち出し方もガラッと変わりましたよね。
今回は、そんなオフライン広告がどう受け止められてきたのか、コロナ前・コロナ禍・コロナ後の3つの時期に分けて、振り返ってみたいと思います。
■ コロナ前(〜2019年頃)
オフライン広告は「当たり前」の存在
チラシ配布や駅前のティッシュ配り、のぼり、ポスター…。
昔ながらの宣伝手法ではあるけれど、街にはあふれていましたし、実際よく見かけてましたよね。
お店や企業からすれば、「お客さんにダイレクトに届けられる」安心感もありました。
もちろん、デジタル広告の波はすでに来ていましたが、「リアル」と「ネット」両方やっておくのがベターというのが一般的な感覚。
ただし、「手間がかかる」「効果測定が難しい」など、費用対効果の面で不安を感じる担当者も多かった印象です。
■ コロナ禍(2020〜2021年)
“配れない”という現実と、オンライン偏重の時代
コロナが始まった頃、真っ先に止まったのがリアル接触型の広告でした。
街に人がいない、配っても受け取ってもらえない、スタッフの安全も心配…ということで、街頭配布もイベント販促も次々ストップ。
一気に注目を浴びたのがオンライン広告です。SNS広告、リスティング、メール配信などが一気に主役になりました。
一方で、「こんな時代だからこそ、リアルのあたたかさが恋しい」「顔を見て話したい」といった声も少しずつ出始めていました。
■ コロナ後(2022年後半〜現在)
「リアルの力」がじわじわと戻ってきた
マスクが外れ、街に人が戻ってくるとともに、オフライン広告も息を吹き返しつつあります。
実はこの時期、宣伝担当者の方々からよく聞くのが——
「ネット広告だけだと頭打ちを感じる」
「チラシを見たって人が来店した」
「アナログの効果、やっぱりあるんだよね」
という本音です。
もちろん今は「オフラインだけ」「オンラインだけ」ではなく、組み合わせて使う“ハイブリッド型”が主流。
チラシにQRコードを載せたり、街頭で配ったティッシュからLPへ誘導したり…アナログとデジタルが、うまく手を取り合うような広告が増えてきました。
■ 最後に
3年間で、広告の世界もずいぶん様変わりしました。
でも、「人に直接届ける力」という意味では、オフライン広告は今でもしっかり現役です。
「オンライン広告はもう出し尽くした感がある…」
「もっと地域に根差した認知を広げたい」
そんなときこそ、“リアル”な手段を見直してみる価値があるかもしれません。
私たちせいじつ屋は、時代の流れを読みながら、オンラインとオフラインの両方をかけ合わせたご提案をしています。
興味があれば、気軽にご相談くださいね。