街頭配布の宣伝を改善するためのチェックポイント<事前準備編>

「街頭配布って、ただ配ればいいの?」―― 初めて検討される方から、よくいただくご質問です。

結論から言うと、街頭配布は“準備がすべて”と言っても良いくらい、事前設計の良し悪しで成果が変わります。どれだけ良いチラシを作っても、どれだけ熱心に配っても、事前の考え方がズレていると、受取り率はなかなか伸びません。

逆に、基本の準備さえ押さえておけば、街頭配布が初めての宣伝担当者の方でも、しっかりと効果を出すことができます。このコラムでは、「まず何から考えれば良いのか」をやさしく整理してお伝えします。

1. 誰に届けたいのか(ターゲット)を明確にする

街頭配布で最初に迷いやすいのが、「どこで・誰に配るか」というポイントです。ここがぼんやりしていると、せっかく広告費を使っても、チラシが“ただ通行人に渡されて終わり”になってしまいます。

まずは次のようなイメージを具体的にしてみてください。

  • 男性・女性どちら向けのサービスか
  • 主な年齢層(20代・30代・ファミリー層・シニアなど)はどこか
  • 仕事帰りの会社員・学生・主婦層など、どんな生活動線がありそうか
  • オンライン広告ではリーチしづらい層がいないか

「自社のお客様が、街のどこを、どんな時間帯に歩いていそうか」を具体的に思い描くと、配る場所や時間帯の候補がぐっと絞りやすくなります。

2. 街頭配布の目的とゴールを先に決める

街頭配布は「とにかく配れば何か起きる」というものではありません。目的によって、準備すべきことやチェックポイントも変わってきます。

例えば、こんな目的が考えられます。

  • 新規来店・予約数を増やしたい
  • LINE登録・会員登録などの会員化を進めたい
  • LPやキャンペーンページ・SNSへの誘導を増やしたい
  • 新店オープンやイベントの認知度を上げたい

目的を先に決めておくと、

  • どの場所で配るべきか
  • どんな時間帯が向いているか
  • チラシには何を一番大きく書くべきか
  • スタッフはどんな言葉で声かけをするべきか

といった部分が自然と定まってきます。「何のための街頭配布なのか」を一度、紙に書き出してみるのもおすすめです。

3. ベストな配布場所を選ぶチェックポイント

街頭配布は、「どこで配るか」だけで成果が倍以上変わることも珍しくありません。初めての方は、次のような視点で配布場所を検討してみてください。

  • ターゲットが十分に通っている場所か
  • 駅前・学校近く・オフィス街・商業施設周辺など、エリアの特性はどうか
  • 人の“歩くスピード”が速すぎないか(早すぎると受け取りにくい)
  • 周囲に立ち止まりやすいスペースがあるか
  • 既に他社が配布していて、チラシが飽和していないか
  • 道路使用許可など、事前に確認が必要な場所でないか

紙の上だけで判断せず、できれば事前に一度現地に足を運んで、人の流れや雰囲気を見ておくと安心です。「人は多いけれど早足で流れてしまい、ほとんど受け取ってもらえない」という場所も実際に存在します。

4. スケジュールと人数をざっくりでも設計しておく

街頭配布の成果は、「時間」と「人数」と「配布枚数」のバランスで決まります。大まかでも良いので、次のような点を決めておきましょう。

  • 配布する日程と時間帯(例:平日18〜20時など)
  • 何人体制で行うか
  • 合計で何枚配りたいか・1時間あたりどのくらいを目安にするか
  • 単発で行うのか、複数日に分けて行うのか

事前にざっくりとでも目安を立てておくことで、

  • 「思ったより配れなかった」
  • 「スタッフが足りず、現場がバタバタした」

といった、よくあるトラブルを防ぐことができます。

5. 当日に慌てないための“見え方”づくり

街頭配布は、受け取る側から見た「見え方」も重要です。当日にスタッフ任せにしてしまうと、現場ごとにやり方がバラバラになり、宣伝効果も安定しません。

事前に決めておきたいポイントは、例えば次のようなものです。

  • どんなセリフで声かけをするのか(2〜3パターン用意すると◎)
  • 手持ちPOPを使うかどうか、その内容は何か
  • チラシやティッシュの持ち方・向き(何が見える状態で差し出すか)

こうした「現場ルール」をあらかじめ用意しておくと、スタッフも迷わず動けるようになり、受取り率も安定してきます。

まとめ:街頭配布の成功は“面倒に見える準備”で決まる

街頭配布は、いざやろうとすると「考えることが多くて大変そう…」と感じるかもしれません。しかし、今回ご紹介したような基本のステップを押さえるだけで、宣伝効果は大きく変わります。

逆に言えば、準備が整っていない状態でスタートしてしまうと、せっかくの街頭配布が「何となく配って終わり」になりやすいのも事実です。

「どこで配れば良いかわからない」「ターゲットのイメージが固まっていない」「チラシの内容に自信がない」―― そんなお悩みがあれば、一度プロに相談してみるのもひとつの方法です。

せいじつ屋では、30年間の街頭配布・ハンディングの実績をもとに、ターゲット設計・場所選定・配布計画づくりまでトータルでお手伝いしています。

街頭配布の設計や事前準備でお悩みの際は、ぜひお気軽に せいじつ屋のお問い合わせフォーム からご相談ください。