「自社運用できる時代」に、なぜ広告代理店が必要なのか?

― 宣伝担当者が見落としがちな“第三の価値”とは ―

リスティング広告、SNS広告、LINE配信など、今は多くの企業が「自社で宣伝できる」時代になりました。

広告アカウントを開けば、誰でもすぐに配信を始められる。そんな便利な時代だからこそ、
「もう代理店に頼まなくてもいいのでは?」そう感じる方も多いのではないでしょうか。

でも、実際には今でも多くの企業が代理店を活用しています。しかも、その理由は「運用できないから」ではありません。
“より良くするために”あえて外部の力を借りているのです。

1. 代理店が持っている“判断の速さ”と“経験値”

広告代理店は、毎日いろいろな業界・商材・キャンペーンを見ています。
だから「こういう業種ならこの時期が反応しやすい」「このキーワードは効果が落ち始めている」など、経験からくる判断の速さが違います。

自社だけで広告を回すと、どうしても「自分たちの中での正解」を探すことになりますが、
代理店は“他社の事例”をたくさん見てきたからこそ、「次に打つべき一手」が早く見つかります。

2. 客観的に見てくれる“第三者の目”

社内で広告を運用していると、上司の意見や社内の雰囲気に左右されることってありますよね。

「前回これでうまくいったから、また同じで」「このデザインの方が社風に合う」
でもそれがお客様の反応とズレていることもあります。

代理店は、社外から冷静に見られる立場だからこそ、
「お客様目線で考えると、こちらの方が伝わりやすいですよ」という提案ができます。
いわば、“社内にいない視点”を持ったパートナーです。

3. 忙しい担当者に代わって“運用を磨く人”

SNS広告やリスティングは、日々の調整が大切です。
配信地域の細かな設定や、文言のABテスト、クリック単価の調整など…。
でも実際には、他の仕事も抱えている宣伝担当者が多いですよね。

代理店を活用すれば、細かな運用部分を任せつつ、担当者は全体の戦略や企画に集中できるようになります。
「作業」は外に出して、「考える」に時間を使う。これが成果を伸ばす近道です。

4. 宣伝担当者にとっての“もうひとつの価値”

実は代理店の価値は「運用代行」だけではありません。
宣伝担当者にとっての“心強い味方”にもなります。

● 社内説得の後ろ盾になる

経営層に新しい施策を提案するとき、
「代理店からもこういう提案を受けています」と言えると説得力が増します。

● 最新の市場情報を得られる

代理店は多くのクライアントを担当しているため、
「最近はこの業界でこの訴求が伸びている」といったリアルな市場感を共有してくれます。

● 担当者自身のスキルアップにつながる

代理店とのやり取りを通じて、広告の見方や分析の仕方が自然と身につきます。
いわば“外部の先生”のような存在。一緒に成長できる関係性こそ、代理店の本当の価値かもしれません。

5. せいじつ屋が考える“第三の価値”

私たちせいじつ屋は、単に広告を「回す」だけではありません。
“リアルで伝える力”と“デジタルで測る力”の両立を大切にしています。

街頭配布やポスティング、イベントなど、人を介して伝える「オフライン広告」と、
QRコード・アクセス解析などの「オンライン分析」を組み合わせる。

そうすることで、人の心に届く広告を“見える化”できるのです。
これが、私たちが考える“第三の価値”。
データだけでは語れないリアルな反応を、戦略的に活かしていくことが私たちの使命です。

まとめ:内製と外部の“ベストミックス”を探そう

今の時代、広告は「自社でやる」か「代理店に任せる」かの二択ではありません。

大事なのは、それぞれの強みをどう活かすか。
自社でスピーディに動きつつ、代理店と一緒に新しい視点を取り入れる。
それが結果的に、一番効率よく成果につながります。

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せいじつ屋は「リアルで伝える力」に強い広告会社です。
街頭配布・ポスティング・イベントなどの現場経験をもとに、
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